【読書メモ】ザ・ゴール2 思考プロセス
今日は、またbookoffで200円で買ってきたシリーズで、ザ・ゴール2を読みました。
ザ・ゴールは、記録調べたら2年半前に読んだので、忘れてる部分もあって、読み直して読書メモにまとめときたいなーと思ったりもしました。
目次
作品詳細
作品名:ザ・ゴール2 思考プロセス
作者:エリヤフ・ゴールドラット
訳:三本木亮
出版社:ダイヤモンド社
発売日:2002年2月21日
- 作者: エリヤフ・ゴールドラット,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2002/02/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こんな人にオススメ
読むと得られること
TOC理論の思考プロセスについて物語形式で、わかりやすく書かれています。
読もうと思った理由・期待したこと
bookpffで安かったからで、ザ・ゴールシリーズはbookoffで108円コーナー行けば大体あるのでオススメです。
前作のTOC理論のおさらいや、問題解決のフレームを学べるときき手に取りました。
あらすじ
前作にて、TOCを教授から学び、スループットを最大化することで工場の再建を短期間で果たした、主人公は多角事業グループ会社の副社長を勤めている。しかし、どの会社も楽観的な相場の中で買収したため、買収価格より評価額が落ちてしまい、やっと赤字を抜け出したこれからと言うところで、上から損切りの売却判断が可決されてしまう。
その判断を覆すために、思考プロセスを使い、イノベーティブな解決策を論理的に生み出し実行していく物語。
メモ
書き出すことではじめてわかる
理由を書き出して、きちんと検証してみると、多くは根拠もない偏見だとわかる。
解決策は相手の中にある
コスト問題など、自分たちの会社をどうにかしようとする動きが多いが、本当に解決を目指すのであれば、自分はもちろんだが、相手の問題を知り、それを解決することが製品・サービスを売ることの本質。
解決のツール
- 思考プロセス
何を変えるか
どう変えるか - 現状問題構造ツリー
UEDを書き出す
因果関係を見つける
コアの問題発見 - 雲
5つ枠と矢印で記載
根本の対立・矛盾の原因を書く
対立をアイディアで解決
どう変えるかを考える - 未来問題構造ツリー
解決策を実行後の検証
現状問題構造ツリーの変化を予想
ネガティブ・ブランチの発生を検証する - 前提条件ツリー
どう変えるか考える
目標の途中で発生する障害を克服する
中間目標を展開する
因果関係、実行の時間順序が重要 - 移行ツリー
よくわからんかった
この原因と結果の因果関係をちゃんと認識できるまでは、状況をはっきり把握することはできません。ですから、まず最初にシステマティックな方法を用いて、その状況におけるすべての問題を関連づける因果関係を図に表します。この図を<現状問題構造ツリー>と呼びます。このツリーを構築できれば、問題すべてに一つ一つ対応する必要がないことが分かります。コアの部分には原因が一つか二つしかないからです。(p125)
まずは、書き出すことが第一歩、これから習得するために何かあったら、書き出していこうと思えた一文です。
感想
移行ツリーに関して、さらっと出てきた印象で正直よくわからなかったです。
その他の内容に関しては前作に引き続き、超分厚い本なのに割とスラスラ読めて見た目で無理って思うのは、もったいないと思います。
前作で出てきた教授は今作には登場せず、教授から授けられたTOCを使って会社を建て直していく過程を読者も追体験できるので、物語を読んでるのに問題解決のいい方法の一つが手に入るのは、お得で触りやすいと思います。
会社を建て直すだけではなくて、問題という問題のロジカルな解決方法を習得できるので、誰が読んでも損がないと思います。
ただ、前作のザ・ゴールの方がTOC理論をそのまま学べている感があったので、あくまでもそれの思考だけを補助してくれる本だと思います。
考え方だけ身に付けたいならこれで十分かもしれません。
僕の中では、1も2も人に進められるほどオススメだと思ってます。
まずは1を読んで、読めたなら2はめちゃめちゃいいです!ぜひ読んでください。