トラッキィギャンビィ

投機した時間の軌跡

【動画メモ】アルティメット

1時間ちょっと時間が空いた時に、観れる映画ないかなーと探してたどり着きました。
CG・ワイヤーアクションなしのリアル志向のアクション映画でした。
やってることはすごいのに、盛り上がりがあまりなくてどうなのと思いましたが、一応見たのでメモとして残します。

目次

作品詳細

作品名:アルティメット
主演:シリル・ラファエリ ダヴィッド・ベル
監督: ピエール・モレル
脚本: ビビ・ナセリ リュック・ベッソン
時間:86分
公開年:2004年

アルティメット (字幕版)
 

あらすじ

治安の悪化に伴ってフランスはパリの13地区と呼ばれる地区に壁を建造し、政府機関の撤退をしてしまう。この地区で生まれ育ったレイトは、それを解決するためにタハ達ギャングから100万ユーロ相当の大麻を盗み処分してしまう。
タハ達は、恨みを晴らすためにレイトの妹ローラを人質にしようとK2を差し向け、誘拐してくると、タハは侵入してきたレイトに不覚をとり、レイトとローラはタハをアジトから警察へと連れていく。
これ以上関わりたくない、警察はタハをそのまま逃し、レイトを檻の中へと入れ、ローラは目の前でタハに連れ去られてしまう。

一方、もう一人の主人公ダミアンは凄腕の潜入捜査官で、長期の潜入を終え、闇カジノの摘発をし、相手が多数であろうと一人で解決してしまう戦闘力を披露。
任務を終えると、1時間前にタハ達ギャングが時限式の中性子爆弾を積んだトラックを襲い、爆弾は24時間で爆発することを伝えられる。

刑務所に入れられたレイトは移送されることが決まり、囚人に変装したダミアンと共に移送車に乗り込む。すぐにダミアンが手錠を外し移送車を強奪し、13地区へと向かう。しかし、レイトに警官だとばれ置いていかれることになり、ピンチのダミアン。なんだかんだで協力することになり、タハとの交渉の席に着くがタハから爆弾を購入する代金は国は出さないと拒絶してしまう。ダミアンは嘘で切り抜けるが銀行入金確認までは、大人しく待つことになる。

ピンチを臨機応変に切り抜け、爆弾に向かうダミアンとレイト、その最中にタハは銀行の金が取られていることを部下に知られ反乱を起こされてしまう。そのあとをK2が支配し、爆弾の交渉はK2とすることに。
K2は爆弾を止めて欲しいがために、2人を爆弾の元へ急がせる。

爆弾に繋がれていたローラの救出をするレイト、爆弾のコードを上官に電話で聞くダミアン。ダミアンが伝えられたコードにレイトが反応する。コードに含まれる92,93,b13がどれも13地区のことを示しており、爆弾の起爆コードだといい、ダミアンに押させないためにとラストアクションが始まる。

コードが入力できなかったことで爆発はせず、その報復として上官に説明を求め、その様子を全国ネットで中継させるという手段を取り、悪は滅び13地区も元どおりになった。

感想

見てみるとわかりますが、CGやワイヤーアクションを使っていないのにものすごいシーンが満載です。最後のあたりのアクションは二人同時に背面から迫る車への対処とか、本当にCGなしなのかよと言いたくなるくらいすごいです。

ですが、アクションのすごさを前面に出しているためなのかはわかりませんが、ストーリーはボロボロで盛り上がりにもかけているんじゃないかと思います。
主人公達が短絡的すぎて、あんまりストーリーに入り込めません。

すごい感動とかはできませんが、アクションのすごさという点では初めてみるレベルで凄かったです。熱いシーンも少ないながらもあり、ちょっと時間が空いたら見てもいいんじゃないかなと思いました。86分と短いですしね。