【初心者向け】クレジットカードの仕組み
クレジットカードとは
仕組み
クレジットカードは、カード会社に一旦代わりに代金を払ってもらいます。
その後だいたい30日分をまとめて請求され、銀行口座から引き落とされます。
利益はどこから出ているのか
クレジットカードには大きく3つの主体が関わります。
- 使用者
- 利用される店舗
- クレジットカード会社
すでに利用している方はご存知でしょうが、最近のクレジットカードは年会費無料ですしカード利用料などもほとんどの店で取られません。
ではどこから儲けを出しているでしょうか?
答えは、加盟店からの手数料・リボやキャッシングの金利からです。
その中からポイント還元や会社の利益が出ているんですね。
ここまでを汚く図解
細かく分けるとクレジットカード会社にも
- 国際ブランド…決済システムの構築、分配金0.2%
- イシュアー…発行業務、分配金1.0%
- アクワイアラー…加盟店の獲得・管理業務、分配金0.8%
の3つに分かれます。
詳しくは、別のサイトか今後またまとめた時にでも。
審査
申込と必要な書類
- 身分証
- 銀行口座
- 銀行印
- 未成年の場合のみ、保護者の承諾
これらが準備できたら、各社の公式サイトなどから申し込みをすれば完了です。
三井住友VISAカード|クレジットカードの三井住友VISAカード
個人信用情報機関に確認
過去の信用情報をCIC、JICC、JBAなどの信用機関にカード会社が問い合わせてカードを発行してもいいかを確認します。
各機関の情報保管期間は以下の通りです。
CIC | JICC | JBA | |
延滞 | 解消から5年 | 解消から1年 | 解消から5年 |
自己破産 | 5年 | 5年 | 10年 |
申し込み | 6ヶ月 | 6ヶ月 | 6ヶ月 |
契約・借入・返済 | 5年 | 5年 | 5年 |
申込が6ヶ月以内に多くても審査に通り難くなることは覚えておいたほうがいいです。
契約・借入・返済があると返済能力が高いと見なされ審査に有利になります。
在籍確認
この確認はない場合もあります。
確認がある場合は、申し込み内容に嘘がないかを確認されます。
- 会社員であれば会社に在籍確認
- 個人事業主や年金受給者であれば自宅に在宅確認
社内審査
ここまで問題がなければ、カード会社での判断になります。
発行の有無と、発行するのであれば限度額が決まります。
クレジットカードの郵送
全ての審査を通過すれば、はれてクレジットカードユーザーです。
誤解や注意点
裏面の記名は必ずすること
クレジットカードの裏面にはサインを記入する欄があります。
これは、支払い時のサインとの照合に使われるので必ず書きましょう。
無記名状態で不正利用をされた場合には補償されないので必ず記名しましょう。
不正利用について
悪用されてしまうのが怖いという方も大丈夫です。
明らかに自分に過失がある場合を除いて、不正利用されても補償されます。
過失は以下のものなどです。
- 暗証番号が漏洩していた
- 盗難の申請が規定よりも遅かった
- 家族による不正利用
金利について
金利・手数料がかかると思っている方もいるようですが、分割やリボ払いにしたときやキャッシング利用時にしか金利・手数料はかかりません。
むしろポイントが付く分だけクレジットカードの方がお得に買い物が出来ます。
年会費など費用について
ゴールドカード以上でなければ、年会費無料のカードはめずらしくありません。
むしろゴールドカード以上でも特典などを考えるとお得なカードは多いです。
とりあえず作ってみよう
ここまで初歩的なクレジットカードの解説などをしましたが、とりあえず一枚作ってみるのが一番早いと思います。
僕の方でも、学生向けカードと20代向けのおすすめカードについてはまとめようと思っているので記事が出来たら、是非見てください。