労働と生活保護をさらに考えた
この記事では、強い言葉を使ってすいません。
記事中に載せた、生涯賃金のスプレッドシートですが、ちょくちょく考えて更新してます。今日は、それを紹介したいと思います。
目次
生涯賃金ver1.1
とりあえず、こちらが全快の記事から更新したスプレッドシートです。
保存してコピー作ってもらえれば、数値を弄れます。
前回からの変更は、可処分所得を使ったシートと、さらに投資に対して課税し生涯賃金を自由に設定できるシートも作りました。それぞれ可処分所得と可変可処分所得というシートです。
可処分所得
これについては、IF関数をめちゃくちゃ使いました。正直、超汚いのでもっと簡素に綺麗に記述できる方法あったら教えて欲しいです。
総所得から課税所得を算出するときには、基礎控除・給与所得控除・社会保険料控除(9.15%と雑)しか使ってません。
たぶん、多くの人が配偶者控除・扶養控除・医療費控除・生命保険控除・寄附金控除あたりを使うと思うので、もう少し課税所得は低くなると思いますが、複雑なのでカットしています。
キャピタルゲイン税
株式の値上がり益への税金ですが、引退年齢で全てを売るという前提で、その値上がり益へ20.315%課税しています。
複雑になりすぎるため、NISA・iDeCoや海外から受ける税金などは考慮していません。
たぶんそのあたりも作れば、どのあたりで投資の効率が悪くなるかが分かるかもしれません。
作成してみて思ったこと
まずは、疲れました。こういうの作り出すと熱中しちゃうんですよね。
本当は、SUM関数の指定する範囲の数字も「就業年齢」と「引退年齢」に対応させたかったんですが、検索で調べた中では、できませんでした。
ですので、もっと改良して自分として便利なシートを作っていけたらと思ってます。
投資の効率が悪くなる年齢?
このシートを作成して、僕が想定している割引率と投資利益から45~50歳あたりに投資の効率と言うか何かが悪くなる時期を発見しました。
僕としてはこの解釈が正しいか分かりません。
ある年齢の所得を1として、それを引退年齢まで投資した結果を23時点の現在価値に戻したときという、めんどくさい数値が1を下回っているので、投資効率が悪くなるというよりは、23歳の人間から見て名目投資投下量より実質価値はもう上回らない年齢ということです。
可処分所得と生活保護
簡易的に税金計算を導入したことで、可処分所得と課税後の実質将来価値が出ました。どちらも、働いている側のお金を減らすものです。ですので、より残念な結果に近づきました。
現在価値の差は近づいた
投資をしなかった場合の現在価値は5000万弱の差しかなくなりました。
2000時間強の労働で、一時間あたり567円、一年あたり120万円弱を付加しています。
税金と社会保険料とインフレの効果でここまで削られているとは、シートを作る前は実感がわいていませんでした。
将来価値は約3倍
現在の価値に戻した投資に回した全ての価値は約3.4倍でした。これに平均の貯蓄率2割というデータを入れて、64歳に残っている資産は8000万ほどで、実質価値は3400万でした。
最後に
これからも税金や投資に関するシートを作っていきたいと感じました。それは、冷静に分析して数字を追うことで正確な今の日本というのを知れるからです。
僕は、別に夢とか成功したいとか、そういう一握りの稀なパターンになりたいんじゃなくて、一番確率が高い方法で楽をして資産形成を果たしたいと思っています。
そしてそれを、僕の周りの人だけだもいいので伝えていきたいです。そのためのシートにになるように色んなデータを入れていきたいと思ってます。
このブログを読んでくれた人にも、奪った時間分くらいは還元していきたいので、どんどんこういう記事は作ろうと思ってます。