トラッキィギャンビィ

投機した時間の軌跡

やっぱ活字読むの好きなんだなって

ネタ探しに昔書いていたブログを読んでいたら、web小説について思うこととか書いていて高校生の頃も、読むものは変われど活字を読んでいたんだなぁと思った次第です。

今日は当時web小説に対して考えていたことを書いて、今の考えを付け足したいと思います。

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目次

Web小説

Web小説とは

ネットの世界で個人が好きに書いている、いわゆるアマチュア小説のことです。
最近では、「魔法科高校の劣等性」「ログ・ホライズン」「異世界食堂のぶ」だったり多くの作品がアニメ化、ラノベとして出版されていたり本屋でも見られるくらいのジャンルへと成長しています。

当時の状況

今も読んでいますが、僕が読んでいた当時は「にじふぁん」全盛の時代でクロスオーバーものと言う別の作品のキャラクターを入れて物語を再構築するものが流行っていて、その「にじふぁん」が著作権上の問題や「小説家になろう」を運営する上で邪魔になったのか潰れた時代でもありました。

また「小説家になろう」の当時人気だった作品達がだんだんと書籍化がすすめられ、Web版の扱いや更新頻度の低下など多くの問題に当たった時期だとも思ってます。

僕の当時の考え

  • Web小説は等しくくだらない
  • Web小説の人気の源泉は毎日更新と手軽さ
  • 無料で大量のバリエーションから選べるよさ
  • お金を払って読むに値するものはない

ここから書籍化が起こったときに、起こることとして

  • 書籍化部分のダイジェスト化or削除
  • 書籍版の手直しによる一部信者の離脱と更新頻度の下落
  • 書籍発売からの思ったより売れなくて打ち切り

これで、ほとんどの小説がだめになり、よくない流れだと言う風に結論付けています。

今どうなのか

データもない完全主観の話です。ご了承ください。

僕としては全てが考えたとおりになると思っていたので、正直「劣等性」「リゼロ」などのあたりがでてくることはないと思っていました。

当時のなろうヘビーユーザーなら納得してもらえるかもしれませんが、けっして「劣等性」「リゼロ」は時代を作り上げたような作品ではないですし、覇権をとった小説でもなかったように思っています。

ただ、多くの作品では売れ行きが良くなく、打ち切りや出版社と揉めて終了のような小説が多かったと思います。ほとんどの予想は当たりましたが、世間が受け入れうる作品があったことは大誤算です。

考えを変えたところ

僕としては、Web小説の書籍化はお金になるような気もしてきています。

それは上で書いたことを一切しなかった場合の条件でのみです。
Web小説はそのままに手直しも最小限の労力にとどめて負担を軽くして、Web小説の毎日更新を守りつつ、ファンアイテムとしての書籍化なら今の時代ならありえるし、十分なんじゃないかなと考えを変えました。

最後に

にじふぁんは潰れて、最近arcadia見たら更新が絶望的で、栄枯盛衰を目撃したようなすごい気分でした。

どこの二次小説サイトも元気がないような感じがするので、時代なんでしょうね。
こんなに時代が移り変わるほど、クソ小説を読み続けた自分を称えたいくらいです。今の覇権小説ってなんなんですかね。

覇権ってとるとだめなんですね。SAOも覇権ではなかったような気もしますし。VRMMOで当時もっと人気あったやつありましたよね、単行本1冊分だか章全部書いてから一気に投下してためずらしいパターンのやつだった気がするんですがわすれました。

これからもクソ小説をどんどん読んでいきたいと思います。