所得税についてまとめたい!
こないだ50代の人と話してても所得税を分かってなかったので、だいたいの人がわかってないとおもったので簡単にまとめようと思います。
ややこしくならないためにサラリーマンがわかりやすい給与所得だけの例でいきます。
目次
所得税の計算式
1.給与(総所得) - 2.所得控除額 = 3.課税総所得金額
3.課税所得金額 x 税率 = 税額
税額 - 4.税額控除 = 所得税
1.給与
文字通り何も引かれてない状態の給与です。こんなに貰えてねーよってやつです。
2.所得控除額
みんなにあるのが、このあたりの控除です。
他にも配偶者控除とか色々ありますが、最低限で説明していきます!
103万の壁っていうのは65万の給与所得控除と38万の基礎控除からきているんですね。
180万円以下 | 収入金額×40% or 65万円に満たない場合には65万円 |
180万円以上360万円以下 | 収入金額×30%+18万円 |
360万円以上660万円以下 | 収入金額×20%+54万円 |
660万円以上1000万円以下 | 収入金額×10%+120万円 |
1000万円以上1500万円以下 | 収入金額×5%+170万円 |
1500万円以上 | 245万円(上限) |
社会保険料はここから見れます。
平成29年度保険料額表 | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会
3.課税所得金額
こうして出てくるのが、課税所得金額です。
この金額がどこの位置にいるかで、税率が決まってきます。
所得税 ←こちらから税率が確認できます。便利すぎだろhatena・・・
4.税額控除
税額控除は直接税額から引かれるためたくさん引いてくれて効果が高いです。
種類がたくさんありますが、ほとんどの人は住宅関係で受けることになります。
ほとんど関係がないと思うので、無視してもいいと思います。
豆知識
お金持ちの方に感謝ですね。96%は4%に寄生して社会生活を送っていると言ってもいいかもしれません。ありがとう、お金持ちの人!!!
おわり
こんな感じで所得税は決まっています。
最低限これで、所得税の計算は分かったつもりになれます、大体の人は貰ってる総所得に税金かかってるとでも思ってるんじゃないですかね。
これ分かれば、他人の年収を所得税から逆算することも不可能ではないですね!
源泉徴収の表なんかも国税庁から見られるので、丸裸ですね!
今回は給与だけに絞ってしまいましたが、給与は総合課税に分類されていて、
配当・不動産・事業・譲渡・一時・雑と一緒に合算してルールに従って損益通算をして、総所得を算出します。
詳しく調べたい方は、検索すればいくらでも出てきますよ!
税金のことを知るのも、自分のお金を守る手段と言えます。こういった知識も溜め込んでいきたいですね!