【読書メモ】嫌われない毒舌のすすめ
今日は、有吉さんの本を読みました。
さらっと1時間もかからず読めるので、興味ある方はご自分で、要点だけならまとめるので、見ていってください。
目次
作品詳細
作品名:嫌われない毒舌のすすめ
作者:有吉弘行
出版社:ベスト新書
発売日:2009年7月20日
要約
短いまとめ
とにかく相手を気持ちよくさせろ!打算で動け!そのためなら自分は捨ててもいい。
章ごとのまとめ
- マイナスをゼロ以上に持っていく
- コミュニケーションは苦手でいい
- プライドは捨てろ、自分はなくてもいい
- 人を使って間接的に評価は上げろ
- 自分にとって都合のいい相手を探す努力は怠るな
- 共感で相手を認めろ、弱点を握れ!優秀な同期には擬似先輩化で回避だ!
細かい技術のピックアップ
- 第3者から伝える技術
プラス方向の話は秘密にしてと言えば、どこかで必ず言ってくれる
人伝てに聞くと、感情はなぜか増幅される
褒めれば嬉しさ倍増だし、悪口なら最悪になる。これを使うとマイナスに思われてる人の外堀の攻略や自分のポジションに都合の悪い奴の排除に使える。 - 取り入る技術
情に厚い人なら、寂しがりでもあるのでサシ飲みに誘うだけでいい
仕事のできる人なら、技術で認めてもらう必要があり割と大変 - ヨイショの技術
言い続ければ、ウソも本当になる
どっちに転んでもいいような相談をする
細かい情報まで拾って、具体的に相手をヨイショする - 回避の技術
怒られたら、とりあえず謝る
そこそこの怒りなら「怒ってますか?」と聞く
昔のことで怒ってたら「まだ怒ってますか」と聞く
周りを味方につける回避も身につける - ノーストレスにする技術
奢ってもらっていると、サービスにストレスは感じない
そこそこだと気づくことで、下もいることも見る
自分なんて持たない、相手の前の自分が全部自分
感想
芸能界でブームの終わりを経験して、なお生き抜いている有吉さんだからこその説得力があって、いい本だと思いました。
この本の言っていることは、常に相手を気持ちよくさせることに終始しています。相手がどう感じるかで、自分の行動を変えていくのは、自分がないように見えて、自分を限りなく客観的に分析し、行動一つ一つの結果がどうなるかを予測し組み立てるという、とんでもないコミュニケーション技術で、自分というものをまず意識できないとできない芸当だと思います。
島田紳助さんもそうですが、自分の置かれた立場を冷静に分析して、相手(市場)を分析して、技術を作り、それに沿って動く人は成功するんだなぁと。
そういう意味で、この本も紳助さんの「神竜の研究」などのたかが芸人が出しているコンテンツと思わず、きちんと読めば自分の糧になるようなものが必ずあるはずなので、とてもオススメです。